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ショア、オフショア、ルアー、餌釣り・・・獲物を釣る手段に垣根なし! 今日もまた旨い獲物を求めて、釣り師「ふくろう」の冒険は続く・・・ |
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FISHING GEAR & TOOL & MACHINE etc | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
釣りにまつわる色んな道具、工作機械など、幅広く語らうコーナー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「小型フライス盤の強化作戦 ~その2:コラム編~」 ▼ フライス盤1号機 フライス盤の分類としては、「縦型/ベッド型」。テーブルは上下せず、ヘッドが上下するタイプ。 ▼ その「コラム」部 ボール盤によく見られる円柱タイプ。しかし、この機械の場合、ここの立て付けに問題がある。 ▼ この機械の最大の欠点 高さを調整したあと、コラムシリンダー外側の2個のロックレバーでコラムを締付けるように固定するのだが、 高負荷が掛かると、ギアプレートの横の僅かな隙間分、コラムが左回転しようとする 1mmに満たない隙間だが、コラムから主軸までは数十cmあるため、 コラムが回転してしまった時の主軸のブレは数ミリレベルに増幅され、ワークにも刃物にも深刻な影響を与える。 ▼ コラムは、こうでないとアカン 画像はフライス盤2号機。このコラム形状なら構造上動きようがない 2号機は「縦型/ヒザ型」というタイプで、ヘッドは上下せず、テーブルが上下する。 なんとか、コラム部の問題を解決する方法はないかと、長い間あれこれ思案してきたが、 遂に作戦決定。そして作業開始 ▼ まずはフォークリフトで吊り上げて上下を分離 ▼ 初めて見る筒の中 ▼ 本体側、取付部を作る加工から始まり、土台、ホルダー、カミソリを製作し・・・ ▼ 表面、角、ザグリなど各部を仕上げて完成 ▼ 組付け ▼ アップ画像で 側面の上下のイモネジ(止めネジ)は当たりの調整用。ココの調整で、これまであった隙間を極力なくす。 上下のイモネジの間のキャップボルトはカミソリの脱落防止用 苦労の甲斐あって、コラムの回転方向の「遊び」はなくなり、剛性、精度ともに格段に向上 小さめのヒザ型の掘り出し物が出てきたら買い換えようと思ってたけど、暫く使ってみることにした
「小型フライス盤の強化作戦 ~その1:チャック編~」 ▼ フライス盤1号機の「ER32コレットチャック」 フライス盤の主軸への取付部は「MT3(タング式)」というテーパー規格。通称=「MTA3」 最初は三つ爪のドリルチャックが付いていたが、あとからこのER32チャックに交換した。 元々タング式のドリルチャックが付いていたから、当時は何も考えずタング式のERチャックに交換したのだが、 よく観察すると主軸中心が貫通していることが判明。 遅ればせながら、「MTA3」チャックから「MTB3」チャックに換装する計画に至った。 これまで使用してきた「MTA3」の取付は、主軸の穴に叩き込んでいるだけだが、 「MTB3」は、上方から引きネジで固定することにより強固に装着できるからだ。 ▼ 購入した「MTB3」タイプの「ER32コレットチャック」 MTB3のチャックを取付は、主軸のてっぺんから長い「引きネジ」を入れて、上方に引っ張って固定する。 フライス盤の主軸の長さ、MTB3チャックのネジ規格に合わせて、「引きネジ」の製作開始。 ▼ 丸棒の両端を「M12×1.75」にネジ切り加工 ▼ ステンレスナットを止めネジで固定する方法でボルト頭形状に 今回はナットを溶接せず、止めネジで固定。寸法修正の可能性があるからだ。 ▼ でけた ▼ 挿入確認。問題なし ▼頭側。ダブルナット構造ね 主軸上部が、やや凹形状になっているので、ダブルナットは少し高ナットを加工したものを使用。 ▼ 取付 ▼ ちょっと短く修正して完成 GOOD 以上、地味でマニアックなネタでした~
遊び心を持ってモノ作り ▼ ランサーエボリューションのエンジンのコンロッド 25年ほど前に磨きあげた力作 長らく壁のオブジェになっていたが、今回はこれを生まれ変わらせる ▼ 切削あれこれ ▼ 部品完成 ▼ 組立完了 ▼別アングルでも ▼ 精密マシンバイスのハンドルでした~ ▼ カッコ良すぎる~ 無駄にカッコよく、そして無駄に重いバイスのハンドルを、無駄に時間を使って作ってしまった でも実は事情もあった。このマシンバイスのハンドル軸は対辺=21mm。そのハンドルがないため、 スパナで代用していた。他に2台あるマシンバイスのハンドルもサイズが合わん。 そして、対辺=21mmの汎用ハンドルは廃盤のため入手困難品。なので作ることにしたのだ。 まぁ、対辺=19mmのクランクハンドルを買って、対辺を21mmに拡大するのが一番簡単ではあったが、 そこから先が「遊び心」というやつやな
引き続き、モノ作りのためのモノ作り 先日レストアし、日々めっちゃ活躍してくれてる「高松 T-800」。使ってみると名機だと実感する しかし、Y軸(縦)方向の送り台のストッパーに施されている改造が、どうにも扱いにくい ▼ マイクロゲージを改造したストッパー アイディア的には良いのだが、ここを凝視する癖がないので、俺には合わん。 なので、「おそらく最初はこうであっただろう」という形に作り直すことにした。 ▼ まずは切り出した鉄板からベースプレート作り ▼ 取付用のボルトも都合の良いサイズに加工 ▼ 完成 ▼ 装着 測量が難しくて、右下の穴がちょっとずれてしもたけど、ボルトには干渉してないからOK ▼ おそらく最初は、こんな感じ景色やったはず 一歩一歩、コツコツやってます
またまた、モノ作りのためのモノ作り 今回はドリルの刃やエンドミルを掴むチャックの話。 最もスタンダードな形は、ストレートコレットで刃物を掴むミーリングチャック。 ちょっと方式が違う、スプリングコレットで刃物を掴むコレットチャック。 それぞれに長所・短所があるのだが、 色んな事情で、チャックの接続構成が複雑になってしまうことがある。 ▼ 3種類のチャックを連結する羽目になってしまった状態 先端のER32規格は、スプリングコレットのサイズが細かく設定されているので、 シャンク径が端数のドリルやエンドミルを使う場合に便利。 しかし、上の画像のように、色々連結すると長くなるので、作業できる高さ範囲が狭くなってしまう。 なんとか、ER32のコレットチャックが直接取り付けれるようにしたい。 ▼ 左=NT40テーパーのER32コレットチャック 左のER32チャックが付けれたら10cmは短くなる。しかし、それぞれの引きネジの規格が違う。 引きネジとはチャックをスピンドルに挿入したあと、上方向に引っ張って固定するボルトのこと。 ウチの機械の引きネジはインチ規格、一方、ER32のコレットチャックはメートル規格。 「M16×2.0」の引きネジがないとER32のチャックは付けれない。ということで「引きネジ」製作 ▼ まずはダイスでネジ切り さすがにM16ともなるとベンチレースのトルクではダイスでのネジ切りはしんどい なので、今回はダイス&ハンドパワーで ▼ 先の方は緩めだが、なんとか切れた ▼ 続いては、先端にナットを溶接 ▼ 旋盤で端面を整えて・・・ ▼ 完成 左が今回の作品 ちょっと「巣」ができたけど、地上2mの位置の上面なので気にしない 左=「M16×2.0」。ナットは24mm、右=「5/8-11 UNF」。ナットは1インチ(25.4mm) ▼ 装着 ちっちゃ 今後のチャックの使い分けは、基本、 ・ ER32 + スプリングコレット = 軽切削 ・ MCT35-32 + ストレートコレット = 重切削 となる。
▼ 特大ボルトと特大モンキー SCM/M20のロングボルト。ナット、ワッシャーなど、ネジ類一式で、約9,000円 ▼ 重量用 自在キャスター 耐荷重=750kg/個 ヤフオクで、4個=11,000円なり ▼ M20のナットの端面を段付き加工 ▼ 加工したナットを鉄骨に溶接 100mm角の鉄骨は6m用意。しめて16,000円 ▼ 旋盤で無垢材から削り出しているのは・・・ ▼ 4本脚の「受け皿」となるパーツ 中央の窪みにレベル・アジャスターボルトの先端が入る。 ▼ 組み上げた専用台車にフライス盤を載せたところ フライス盤の重さは1トン 天井の高いところならフォークリフトで吊るして簡単に移動できるのだが、 天井の低い所に置きたいので、わざわざ超シャコタン仕様の台車を製作 ▼ おっさん二人で押して、なんとか予定の場所まで移動 ▼ 受け皿のパーツの位置を合わせて、ゆっくり着地 ▼ 着地して、上部のキャスター付クレーンを撤去したところ ▼ レベル・アジャスターボルトを締め込んでいくと高さが上がっていく構造 ▼ アジャスターボルトで前後左右の高さを調整。まずは左右の水平を出す ▼ 続いて、前後の水平も ▼ フライス2号機、設置&接続完了 たった3~4m動かすのに、材料費=36,000円も掛かってもた ▼ 旋盤2台は奥へ移動 手前が「江黒/LB8」。CCM師匠が使っていたLB8と、俺のLB8を「え~とこ取り」して仕上げた1台 奥は先日、レストアした「高松/T-800」。昭和の名機2台が並んだ 2機ともインバーター化済 ▼ グラインダー類とフライス1号機 解体した小さな旋盤の台をグラインダーたちの台として再利用。 台以外の部品たちはヤフオクで、ほぼ完売。それぞれのオーナーの元で役に立っていることであろう。 ベルトグラインダーはインバーター制御で無段階調整可能に あ~大変やったぁ~ でも・・・この手の話は、まだまだ続きそう~
▼ 伸縮式アルミ製コンテナカート 車~船 間の荷物運搬用の台車。折りたたむとコンパクトになるので車に積みやすく、 耐荷重が60kgあるので、腰が抜けそうな満タンのクーラーを2個積んでもOK しかし、5年間の過積載(笑)がたたり、先日、取っ手のパイプが大破 ▼ 本体との接続部が根元からポッキリ ▼ 修復開始 まずはパイプの曲げ加工から ▼ 続いては接続部のジョイントパーツを削り出し ▼ パイプとジョイント・パーツが完成 ▼ 組立用の穴あけとネジ切り加工 ▼ パイプとジョイント・パーツを合体 ▼ 本体との接合部分は抜け防止の段付き加工 ▼ 組立 ▼ 復活~ まだまだ働いてもらうで~
先日レストアした「高松機械 面取旋盤 T-800」。手前刃物台に付けてみたロッキングレバー(左)。 実際に使ってみると、結構強く締めたつもりでも、負荷が大きくなると、たまに回ってしまう・・・。 レバーの長いものを探すも、M10なら50mm、M12なら75mm、といった具合に規格通りのものばかり。 ▼ ネジ規格=M10、レバー長=50mmのロッキングレバー ▼ なのでロッキングレバー製作開始 ▼ 続いて、穴あけとネジ切り 寸法や角度が決まっている訳ではないので、ザックリ作っていく。 関西弁(?)で言う、「めっそ」っちゅうやつね ▼ 完成 左=市販品、右=パワーハンドル(笑) ▼ BEFOFE ▼ AFTER レバー長を80mmに延長したから、軽く締めるだけでも十分OK 向こう刃物台には市販品を装着。向こう刃物台は下には、嵩上げスペーサーが入れてあり、 その上下面には回転防止の凸加工を施したを入れてあるので、強く締めなくても問題ない 一件落着
▼ 「高松機械 面取旋盤 T-800」 大先輩が工場を閉めることになり、急遽、譲り受けた旋盤。 高松、江黒、北村、輪違、曙、司など・・・ 昭和40~50年代ごろは多くの機械メーカーが、こぞって卓上旋盤を製造していた。 この「T-800」は、1966~1969年に製造された、高松機械製・初期のベンチレースである。 1台目の旋盤を持つ際に、「江黒」か「高松」と決めていた。 理由は「現存する機械メーカー」で「身近な人が使っている機械」というところから。 で、偶然、江黒のベンチレースとの出会いがあったので、「江黒 LB8」を入手したが、 高松なら「T-800 面取旋盤」か「T-850 メントリー」が欲しかった。 今回、入手できたのは、そのうちの1台、「T-800」の三つ爪スクロールチャック仕様。 さて、入手できたのは嬉しいが、状態が・・・エグい・・・ ▼ まずは掃除からやね 切り粉と切削油の掃除 → 三層にもおよぶ歴代の適当な塗装の剥離 → 脱脂・・・これに3~4日掛かったかなぁ 鋳物が見えるまで剥離したら、結構凸凹が・・・なので・・・ ▼ まさかの「パテ入れ」 車の鈑金塗装に使うポリパテを広範囲に塗り込んでいく。 ▼ 「TAKAMATU」の刻印の周りもパテ入れ 高松機械のロゴ、「TAKAMATU」は初期のロゴで、 このあと「TAKAMATSU」→「TAKAMAZ」と変わってゆく。 ▼ 上半身の塗装が済んだところ 地面に置いて作業すると変な体勢になるので、フォークリフトのツメの上に載せて、やりやすい高さで作業。 脱脂 → パテ入れ → 研ぎだし → 錆止め塗装 → 本塗装。これを上から徐々に進めていった。 ▼ 塗装が済んだら、電設工事 トレーの下部・側面に制御盤を製作。 電源遮断器、電磁接触器、サーマルリレー、インバーターは、全てコツコツ集めてた中古品や新古品 インバーター制御によって回転は無段階調整が可能に。切削油ポンプの電源にも電磁接触器を入れた。 トレーの下とはいえ、上から切り粉が被らんように、ひさしぐらいは作らんとアカンな。 ▼ 操作系統もコンパクトに 右から、「主軸の回転スイッチ」、「主軸の回転速度ボリューム」、「切削油ポンプスイッチ」 何かのボトルのキャップが被せてあっただけの注油口にはジュラコンで作った専用キャップを装着。 ▼ チャックの開閉は一切行わないのでロッドで固定(笑) コレットチャックをエアーチャックで開閉していた時の名残りのパーツが3点付いていたが撤去。 ステンレスでリジットロッドを作って、チャックは完全に固定した。 試運転後、調整、整備を済ませて完成 ▼ およそ2週間没頭して、生まれ変わった俺の「NEW T-800改」 長かったぁ~ ▼ 配置~ 手前=「高松 T-800改」、向こう=「江黒 LB8」 昭和を代表するベンチレース2台が並んだ しかし、使ってみると・・・刃物台の高さが合わん どうやら時代によって、幾つかタイプがあるようで、手持ちの「メントリー T-850」用の調整式刃物台は使えず しゃあないので、刃物台も製作&加工 ▼ 完成 手前刃物台はサイズの近い刃物台の裏面を面研してローダウン 向こう刃物台は嵩上げ用スペーサーを作ってリフトアップ この向こう刃物台は逆転仕様なので、正転仕様の向こう刃物台スペーサーも後日製作予定。 やっと、使えるようになりました~
▼ アンプラグド・キャンプ 「チル 15QT」 日本のニューブランド、「UNPLUGGED CP」のアウトドア・クーラーボックス。容量は約14.2リットル。 3年前にアウトドア用クーラー第1号となるライソン「アウトドアマン/インペリアル・クーラーボックス」を入手。 以来、中・小物釣りのメイン・クーラーとして、またある時は青物釣りの際の氷のストッカーとして大活躍してきた。 そのひと回り小さいクーラー、今回は、アンプラグド・キャンプの 「チル 15QT」を紹介しよう。 ▼ 大きさ比較。上:アンプラグド/チル、下:アウトドアマン/インペリアル 容量は、25リットルのアウトドアマンの半分強の約14リットル。 外寸は、幅45cm × 奥行34cm × 高さ33cm ※外寸の幅はパイプを含む。 内寸は、幅30cm × 奥行23.5cm × 深さ25cm アウトドア用のクーラーボックスは、たいていアメリカの液量単位、QT(クォート)で表記される。 1クォート=約0.946リットルなので、15QTだと約14.2リットルになる。 そして、15QTクラスというのが、世界的に見ると非常に選択肢が少ない。 憧れのモデルとなるのは、アウトドア・クーラーボックスの殿堂「YETI」。 しかし、かつてあった小型モデルも今はない。 ▼ すでに廃盤になっている「YETI(イエティ)/ローディ 15QT」 お洒落&キュートやね でも、ないもんは諦めなしゃあない。 現在、製造されているラバーラッチタイプのアウトドア・クーラーボックスは、 全て「YETI」の影響を受けていると言っても過言でないだろう。 そして「アンプラグド」の、その「YETI」を彷彿とさせる佇まいに一目惚れし、購入に至った。 もちろん、ライソン同様、日本ブランドを応援したいというのも選んだ理由の一つだ。 あ、名前も良いね。エリック・クラプトンとかロッド・スチュワートとかね ▼ フタを開けるとこんな感じ 幅のわりに結構奥行がある。 で、このクーラーの使い道は、もちろんアウトドアにも使うが、 釣り人としての使い方としては、 ①予備の氷や保冷材の保冷 ②冷凍エサ(イワシやイカ)の保冷 ③エサ箱と飲食物のダブル保冷 といったところ。 ▼ 釣りのサブクーラーとしての使い方①(保冷剤や氷のストック) 底に1枚敷いた上に6枚、XLサイズの保冷剤を合計7枚収納できる。 ▼ クーラーボックスと保冷剤との寸法相性も肝心 ロゴス社「倍速凍結 氷点下パック(XL)」が底にジャスト・フィット。 この保冷材のサイズは、195mm×255mm×35mm。他メーカーでも、ほぼ同じである。 ▼ いつも凍らせて使っている太短い1Lペットボトルならこんな感じ。 左:アンプラグド・チル=6本ちょい / 右:アウトドアマン・インペリアル=12本 真夏の釣りの氷の消耗は半端なく、予備の氷や保冷材は必需品となるため、 メインクーラーの氷が溶けてきたら、サブクーラーから補充するという形になる。 ▼ ここでちょっと工作。ポリエチレンのまな板を加工して仕切り板に 厚さ10ミリのまな板で作った仕切り板が、側面の溝にピッタリ ▼ 釣りのサブクーラーとしての使い方③(エサ箱&弁当バージョン) 底に1枚(または2枚)保冷剤を入れてから、仕切り板をセット。 片側にエサ箱を2段、もう片側に飲み物と弁当。 保冷材の上に飲み物、その上に弁当を乗せれば、弁当が冷え過ぎることもない。 魚のエサと人間の弁当が一緒に入ってるのが許せん人は無理な組み合わせやけどね ▼ 仕切り板は元々まな板なので、もちろんまな板としても使える 最後に、アウトドア用クーラーの講釈を。まずその魅力は、 ・ 豊富な色やポップなデザイン。 ・ 一体成型で頑丈なところ。 ・ 分厚い発泡ウレタンによる抜群の保冷力 ・ 滲み込む隙間がないため魚臭くならない。 といったところ。逆に残念な点は、 ・ 分厚い分、大きく、重い。 ・ ゴムのラッチは消耗品となる。 ・ 35~65Lクラスの横長クーラーがない。 ・ キャスター付の大型モデルが少ない。 といった点。 俺のようなマンション住まいの釣り人は、大型クーラーのキャスターは必需品。 上述の「横長問題」と「キャスター問題」がネックになり、35L以上のクーラー選びは、 俺の場合、必然的に大手釣具メーカーのS社かD社の二択になってしまう。 一軒家で車が横付けできる人なら、「キャスター問題」については無視できるだろう。 内寸(幅)=60cm~80cmの横長のキャスター付モデル、登場せんかなぁ~。 以上、アウトドア用クーラーボックスの話でした。 後日、他のクーラーボックスも取り上げてみようと思う。 <今回、紹介したアウトドア・クーラー> UNPLUGGED CP「CHILL 15QT」のサイトは コチラ へ LITHON「OUTDOOR MAN インペリアル クーラーボックス」のサイトは コチラ へ <その他、お気に入りのアウトドア・クーラーのブランド> 「YETI」のサイトは コチラ へ 「BAMKEL」のサイトは コチラ へ 「ALLEGiA」のサイトは コチラ へ
駐車場からボートの桟橋まで釣り道具を運ぶ「アルミ製 オフロード台車」 いつも道具満載で、時には過積載の日もあるかも 約3年、80回は使ったやろう。 ▼ そして遂に先日、タイヤがバースト ▼ サイズは「2.50-4」 俺の車史上最小 幅=2.5インチ(50.8mm)、リム径=4インチ(101.6mm)ってことね 貨物車用のタイヤで、プライレーティング(耐荷重強度指数)は「4PR」 空気圧は、MAX=30PSI・・・約2.1kgf/㎠らしい。 このタイヤにも亀裂が入っているので時間の問題か なので、取引先のタイヤ店に発注 ▼ ジャーン 4本換装 ヒゲ生えとる ▼ 安心(?)のブリジストン製 いつのロゴやねん ん?「K2014-01」・・・製造年番号なら分かりやすいけど、結構古いやん まぁ、チューブタイヤなんで、ヨシとしとくか・・・。 ▼ 銘柄は「ライト・キャリア」・・・ヒネリなし 台車の値段より高く付いた 5年はもってもらわなアカンなぁ~
▼ 1996年 発売「カシオ G-SHOCK FISHERMAN」 90年後半から約10年、野山ならぬ水辺を共に駆け回った愛機。 あらかじめ活動フィールドを設定しておけば、潮汐や日の出・日没時刻が把握できる。 デジタル時計の基本性能を備えつつ、釣りに特化したG-SHOCK「フィッシャーマン」 しかし・・・加水分解という末路を迎えるとは、その頃は思いもしなかった。 ▼ ベゼル(枠)が加水分解で崩壊して、裸になってしまったフィッシャーマン フィールドに出ることがないまま、何年も時を刻み続けたが、先日、スケルトンベゼルを入手。 遂にコイツがレストアされる時を迎えた G-SHOCK界では言わずと知れた「ベゼルの染色」である。 加水分解によるベゼルの崩壊はカシオにとって大きな誤算であったであろうが、その副産物として 「染色によるカスタマイズ」という新たな楽しみがカテゴライズされたのは、まさに奇跡であった。 ▼ 左:定番の染料「ダイロン・マルチ」/右:加水分解しない材質のベゼル ▼ 濃度=2倍、温度=高め、添加剤=酢 という濃厚染色の準備を整えて、染料液に投入 ▼ 1時間 漬け込んで取り出すと・・・ おぉ~真っ黒。このままシックな感じでも良いが、今回はオリジナル再現の方向で、 「G」と「G-SHOCK」は赤に、コマンド表示は白に「墨入れ」することにした。 ▼ 油性マーカーでオリジナル通りの「墨入れ」 ▼ 完成 元通りに復活 ▼ 後継のフィッシング・ウォッチ「プロトレック」と一緒にパシャリ プロトレックは標高や気圧変化、コンパスなどの機能を装備した山(俺にとっては渓流)用の時計。 とは言え、海の上でも天候の急変に人間の感覚より正確に感知してくれるので、信頼できるツールである。 20年越しに新旧のフィッシング・ウォッチが並んだ。装いも新たになり「フィッシャーマン」もまた現役復帰やね。 以上、今回は「ふくろう時計店」ネタでした ペックは コチラ へ。
▼ 「関孫六/伊吹」 ※小出刃/刃渡り=15cm 30年前に、和歌山のスーパーマーケット「オークワ」で購入。確か、3,000円台やったかな。 以来、何十回も研いで、長年使い続けている愛刀である。 刃渡り=15cmというサイズが使いやすく、最も使用頻度が高い。 刃が柔らかく、ちょいちょい刃こぼれするが、その度に形を整えてると、 数年でペティナイフになりそうなので、刃こぼれは気にせず「切れ味重視」で研いでいる。 ▲ 刃こぼれはあるが、常に抜群の切れ味はキープ そして、20年ほど前に仲間が増えた。 「伊吹」の出刃は使いやすかったし、またもやスーパーで目に入ってきたので、 これも縁かと、刺身用の柳刃包丁も、お手頃価格の「伊吹」にした。 ▼ 「関孫六/伊吹」の小出刃(左)と柳刃(右) ※柳刃の刃渡り=21cm 旨く、美しく食べて、釣りは完結。ちゃんと研げば、どんな包丁でもよく切れる。 この2本の包丁で、どれだけの獲物を捌いていきただろうか。今でも現役続行中の包丁たちだ。 でも道具というものは、長く使っていると、もうちょっと良いのが欲しくなるもの。 次に紹介するのは、先人から譲り受けた本格的な「大出刃」と「身卸包丁」。 ▼ 「堺一文字光秀/白鋼 霞研 出刃包丁」 ※大出刃/刃渡り=24cm 白二鋼の大出刃。不純物を取り除いた純度の高い鋼で、持った瞬間にずっしりくるし、 切っても、研いでも、タダモノでないと分かる。俺には、もったいないほどの逸品だ。 詳しくは、『堺一文字光秀』のサイトで。 ▼ 「堺一文字光秀/白銀 霞研 身卸し出刃包丁」 ※刃渡り=24cm 銀三鋼の身卸包丁。ステンレス鋼で錆びにくく、出刃より薄い分、軽くて使いやすい。 柳刃と出刃の中間的な形で、中骨切りには向かないが、3枚おろしや、身切りに向いている。 詳しくは、『堺一文字光秀』のサイトで。 ▼ 「堺一文字光秀」の身卸(左)と大出刃(右) 切れ味もさることながら、その輝きに見惚れてしまう もはや、日本刀の世界か 以上、今回は釣り道具から一歩離れた道具の話でした。
▲ 遂にバウレールの製作開始かっ ▲ 切って、曲げて、引っ付けて、を繰り返し・・・ ▲ 塗装して完成 で、何かと言うと・・・ ▲ 溶接機のワゴンでした~ ▲ ボンベやトーチ、ケーブル類もビルトイン ステンレス&アルミ溶接のために、2号機として 「TIG溶接機」 を導入 1号機の 「CO2半自動溶接」 で、2号機専用ワゴンを製作 コイツで「マリンもの」も色々作っていく予定
▼ LITHON OUTDOOR MAN 「インペリアル・クーラーボックス」 工場のすぐ近くにある「ライソン社」製のクーラーボックス。 ポリエチレンの外装の中に、厚さ=約38mmの発泡ポリウレタンを回転させながら一体成型した代物で、 「外気温=40℃の状態で8時間後の氷の残存率が89%」という製品スペックに期待して購入。 D社、S社の製品と比較するとなると、最上級の「6面真空パネル+発泡ウレタン」のものになるが、 その個性、1日6個しか作れないという手作り感、加えて東大阪の地場産業を応援する気持ちでコイツを選んだ。 使用目的は、氷の貯蔵と運搬。いつも大量に凍らせて、クーラーボックスの保冷剤として使っている1リッターのペットボトルを、 前日の晩から車に積み込んでおいて、釣り当日の朝でも冷凍庫から出したての氷と変わりない。という期待を持って購入。 ピッタリ12本入る計算だったが、氷が膨張して窮屈になった。膨張率を考慮して冷凍すれば、正立で12本で収納できるはず。 製品の詳細は、メーカー・サイトで。
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★ 愛用タックル(クーラーボックス編)★
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※ ポンドからキロへの変換は コチラ へ
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